結願祭。
(10/28)
農作物の豊じょうを神々に感謝し、来年の豊作と住民の無病息災を祈願する伝統行事。
1903年の人頭税廃止以前は毎年行われていたが、
現在では子(ね)、寅(とら)、午(うま)、酉(とり)年のカンドゥシィ(神年)に行われている。
(八重山毎日新聞より)
他の字では27年ぶりのところもあったらしく
この数日間、あちこちで結願祭が行われてたようです。
公民館前。
記念撮影。
旗頭。
宮良村の結願祭は3年ぶりとのこと。
今まで見たことがなかったので、ママちゃんと朝からウキウキ(笑)
村の、小学校全児童たちの鼓笛パレードがあると聞いていたので
早めに公民館前で待ってたのに終わってました…。あぅ。
でもでも、本番はこれから。
大事な行事を前に、公民館前はいつもと空気が違うみたい。
国道を(って言っても一車線の道だけど)交通規制して、
旗頭を先頭にした道踊り行列が拝所まで続くんだって。
遠くに見えてきただけで、道に集まったみなさんも盛り上がって
思わず、「あっちが見えやすいよ!!移動しようっ!」(笑)
「威風堂々」と背中に染め抜いた、揃いの衣装をつけた男の人たちが取り回す旗頭。
その後から、ションク・イルクと呼ばれる太鼓を打ち鳴らすのは
何日も前から夜の練習を続け、本日学校を早退して参加してる中学男子。
真っ白衣装もりりしく、普段見慣れた悪がきたちも、思わず見違えたりして(笑)
そして、司のみなさんの後には、村の小1の女の子たちを従えた(?)みるく様。
そして、73歳以上のおねえさんたち、婦人部のみなさん、青年部女子、
中学女子、保育園のちびっこ、そして棒術保存会のみなさん…。
宮良村拝所、オーセー。
みるく様。
ションク・イルク。
女の子たち。
73歳以上のおねえさまたち
婦人部のみなさん。
青年部女子。
ちびっこたち。
青年部の棒術。(…の術の披露前。 笑)
道踊りが終わり、拝所に入ると次は奉納舞踊。
みるく様と司のみなさん、そして村のみなさんが見守る中
次々と繰り広げられる華やかな踊り。
(司のみなさんやみるく様に向かって踊るので、写真はみんな背中向き。すみません)
あぁ~、なんかすごいっ。
一番楽しみにしてた棒術は、迫力満点ですばらしいのだけれど
なんとなんと、そこまで体力も腰も耐えられず、後のほうに押し出され
あんまり見れないまま、泣く泣く帰宅するというオチもあり。(笑)
やっぱり、なんというか、厳か。
子どもたちも、大人たちも、村中が総出で行われた結願祭。
「祭」はついても、お祭りというよりやっぱり大切な「伝統行事」。
見れてよかったです!
観光にいらっしゃる時は、ぜひ地域行事を確認して
日程を合わせてみること、おすすめします。
ぐっと来るよ。
ついつい長くなっちゃった(笑) お付き合い、ありがとうございました。